漫画の買取の価格は流動的なものです。
すなわち、売る時期によって買い取ってくれる値段が変わっていきます。
1円でも高く売るために、最適な時期を考えてみましょう。
供給が増えれば安くなる
市場原理から考えた場合、年末年始に売りに行くのは良くないです。
大掃除をしていらなくなった本を売りに来る人が多いため、買取価格が安くなる傾向があります。
また同じ理由で、新生活が始まる年度末年度初めは売りに行かない方が良いでしょう。
需要が高まる時期に売る
需要が高まる時期に売ることが出来れば、それだけ高く売ることが出来ます。
わかりやすいのは、アニメ化やドラマ化した時でしょうか。
話題になりますから、その作品の原作である漫画を求める人も増えます。
ですが、この辺りは少し面倒で、アニメ化やドラマ化が発表されて、評価されてから売りに行っては遅くなります。
その時点ではすでにたくさんの人が同じ作品を売りに行っていますから、前述した供給が増えている状態になります。
ですから流行りものを売る場合には、流行り始めに売った方が良いでしょう。
また1回読んで満足するという人は、新刊発売後すぐに売りに行くといいでしょう。
大手の買取店では、発売日してから日が浅いほど高値で買い取ってくれます。
逆に何年前に発売した作品だと、よほどの人気作でない限り査定額が低くなります。
漫画から少し離れますが、受験で使う赤本がありますよね。
受験が終わってすぐに売りに行くよりも、次の夏の受験シーズンで売った方が高く買い取ってくれるようです。
時期を見計らうのも大事
漫画の買取価格は様々な要因が絡み合って決まります。
売る時期というのもその一つの要因ですから、少しでも高く売りたいという人は、売りに行く時期を考えてみてはどうでしょうか。